本のいぬ

本のあいだをふらふら歩く、 のらいぬ澤 一澄 (さわ いずみ)の書評ブログ

2016-01-21から1日間の記事一覧

『声』アーナルデュル・インドリダソン 著 / 柳沢由美子 訳

『声』アーナルデュル・インドリダソン 著柳沢由美子 訳東京創元社2,052円 アイスランドの作家アーナルデュル・インドリダソンのレイキャヴィーク警察犯罪捜査官エーレンデュル・シリーズ邦訳第3作。未訳の作品を含めると第5作めになる。犯罪ミステリ小説と…

『凍える墓』ハンナ・ケント 著 / 加藤陽子 訳

『凍える墓』ハンナ・ケント 著加藤陽子 訳集英社(集英社文庫)1,015円 「幸福な国」と知られているアイスランド。男女平等指数は世界第1位だ。 この本は1830年にアイスランドで最後に死刑となったひとり、アグネス・マグノスドウティルという女性の記録を…